2017.10.26
転職コラム
院内保育、企業内保育…保育の内容をご紹介
保育士さんの転職先はほとんどの場合が「保育園」になりますよね。認可保育所、認可外保育施設、認定こども園…。保育園にもいくつかの種類があり、園児の数や保育方針に違いはあっても、いろんなご家庭のお子さんをお預かりするのはどこも同じです。そんな中で注目されているのが「院内保育所」や「企業内保育所」です。一般の保育園とどこが違うのか、ご説明していきます。
院内保育所が増えています
病院で働く看護師さんには既婚の方、お子さんをお持ちの方が数多くいらっしゃいます。結婚・出産を経ても看護師を続けたいという方が多いですし、病院側も経験豊富なベテラン看護師さんがいないと機能しませんから、産休・育休制度を充実させたり、時短勤務などで職場復帰を積極的に支援しています。さらに最近は病院内や隣接の土地に、看護師さんや医師・技師の子どもを預かる院内保育所を設置する病院が急増。そこでも多くの保育士さんが勤務しています。
企業内にも託児所や保育所が
結婚や出産を理由に優秀な人材を失いたくないと考えるのは、一般の会社でも同じ。だから自社の社員専用の託児所・保育所を設置する企業も増加しています。関西では大手家電メーカーや電鉄グループなどが自社運営の保育所を運営していますし、国公立大学などでも職員・学生のための保育園を持っているところがあります。託児所・保育所の有無が子育て社員の採用や勤続年数にも大きく影響しますから、今後もどんどん増えていきそうです。
保育士の勤務先としての院内・企業内保育所
一般の保育園と比べて規模が小さく、イベントなどが少ないという特長があります。その分、「教育寄りの保育」ではなく、「園児一人ひとりをしっかり保育することができる」いう声もあるようです。一方で院内保育所などは土曜・日曜も開園していますし、夜勤のある看護師さんのために24時間体制というところもあります。
またこうした保育所を持つのは大手が多く、病院・企業が直接運営している場合は、保育士さんの給与も親会社(病院)の規定に準じて高めに設定されていることがあります。ただし、保育専門の会社が運営を委託されている場合は逆に低く抑えられているケースもあるようですので、入職前に条件はしっかり確認しておきましょう。
またこうした保育所を持つのは大手が多く、病院・企業が直接運営している場合は、保育士さんの給与も親会社(病院)の規定に準じて高めに設定されていることがあります。ただし、保育専門の会社が運営を委託されている場合は逆に低く抑えられているケースもあるようですので、入職前に条件はしっかり確認しておきましょう。
あとは保育方針や雰囲気が合うかどうか
一概に院内保育所・企業内保育所といっても、その内容は様々ですし、職場としてメリットもデメリットもあります。もちろん「働く環境を変えたい」と思っている保育士さんには、選択肢のひとつとなることでしょう。
でも、いちばん大事なのは、あなた自身に合うかどうかです。ほいともでも「院内保育所」「企業内保育所」で検索すれば、たくさんの情報が出てきます。求人案内の内容や諸条件をしっかり読み込んでチェックししてみてください。
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