2019.06.14
お役立ち情報
忙しい保育士さんにオススメの休憩法
保育士さんのお仕事は体力が必要ですし、子どもたちの安全を考えると片時も気を抜けません。特に乳幼児ですと行動を注意深く観察し、安全を確保しなくてはいけません。集中力を持続するためにもしっかり休憩したいところですが、なかなか難しいのが現実。「休憩する暇がない」という声をよく耳にしますが、忙しい中で気持ちだけでもリラックスできるオススメの休憩法についてお伝えしていきます。
まとまった休憩時間を取りにくいのが現実
一般的にはお昼の時間を休憩時間としている保育園が多いようですが、しっかりと休憩できている保育士さんは少ないようです。どこの保育園も子どもたちの食事のサポートが必要だからです。お昼寝のタイミングで少しゆっくりできる時もありますが、その間にも連絡帳の記入などの事務作業もあります。まとまった時間で休憩をとりにくいため、お昼・午睡の時間などに少しずつ交代で休憩をとっている保育園が大半だと思います。この短い時間で上手に気分をリフレッシュさせることが、忙しい毎日を乗り切るうえでとても重要になるのです。
短時間でもリラックスできる!オススメの休憩方法
束の間の休憩時間、朝からの前半にがんばった分を一度リセットして、後半の仕事に繋げたいですよね。自分なりのリフレッシュ方法を見つけて取り入れてみてください。
温かい飲み物でホッとひと息
お茶・紅茶やホットココア、など温かい飲み物を飲むとホッとしますよね。温かい飲み物を飲むことで疲れた脳を整える副交感神経が優位に働き、リラックス効果をもたらしてくれます。少し考えごとが必要な事務作業前のちょっとした休憩のときがオススメです。
お気に入りの音楽を聴く
癒される曲や元気になる曲など、休憩時間にお気に入りの音楽を聴くことで脳の働きを休ませることができます。呼ばれたときすぐ対応できるように両の耳は塞がず、イヤホンは片耳だけでガマンしてください。
ストレッチで身体をほぐす
園内でのおんぶや抱っこ、外遊びでは前かがみの姿勢など、保育士さんは肉体的な疲労もたまります。疲れた筋肉が固まったままだと、身体がどんどん重く感じるようになります。そんな時は、体の曲げ伸ばしやツボ押しなど、軽いストレッチを取り入れて身体を動かしてみましょう。身体のコリとともに精神的な疲れもほぐれ、リラックスできます。息は止めず、大きく吸って、大きく吐きながら身体を動かすようにしてください。
甘いものを食べる
疲れた時に食べたくなる甘いものですが、これは脳内の神経物質に働きかけてリラックスさせる効果が糖分にあるから。休憩時間に飴やチョコレートなど一口サイズのものを食べるだけでも気分が和らぎますよ。
目を瞑ってみる
1分程度でいいので目を瞑ってみましょう。目を瞑ることで視覚情報が遮断されて、脳の一部が休息状態になり、短時間での集中力回復につながります。10分間以上の休憩時間が確保できるのであれば、ただ目を瞑るだけでなくアイマスクを着用してみましょう。目に入る光を遮断することで、より効率的に脳を休める状態をつくることができますよ。温かい飲み物や音楽との組み合わせも◎
保育士さんの仕事はゆっくり休む暇もないほど忙しいという現状があります。大切な子どもたちを預かる以上、気を抜くことはできませんし、使命感や責任感を持って保育に従事している方ばかりです。だからこそ、自分の体調はいつも万全を保っていたいですよね。勤務時間中ずっと忙しく、休憩が一切ないような状態では目の前の保育に支障が出かねません。今回ご紹介した休憩方法を取り入れて、保育士さん自身が休息し、心身ともにリラックスして働けることを祈っています。
保育士さんの仕事はゆっくり休む暇もないほど忙しいという現状があります。大切な子どもたちを預かる以上、気を抜くことはできませんし、使命感や責任感を持って保育に従事している方ばかりです。だからこそ、自分の体調はいつも万全を保っていたいですよね。勤務時間中ずっと忙しく、休憩が一切ないような状態では目の前の保育に支障が出かねません。今回ご紹介した休憩方法を取り入れて、保育士さん自身が休息し、心身ともにリラックスして働けることを祈っています。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。