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2019.07.25

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保育士さんも緊張する面接!マナーを再チェック!【入退室編】

久しぶりの面接!マナーを再チェックしておきましょう!

いよいよ明日は希望する保育園での『面接』。清潔感のある身だしなみもチェックしたし、転職理由や志望動機もしっかり話せるように準備も万全…。でもちょっと待ってください。面接のマナーは大丈夫でしょうか? 日々、園児たちや親御さん、園内のスタッフと話す機会が多い保育士さんにとって、面接の際のビジネスマナーは苦手な方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、面接マナーの第一歩となる『入退室』についてお話ししていきます。

面接のときに大切なのが『第一印象』。そしてその印象を大きく左右するのが、面接会場に入室して着席するまでのマナーです。ここでは、別室から面接会場に入る場合と先に面接会場で着席している場合に分けてご説明します。
さすがにいきなりドアを開ける人はいないと思いますが、まずは扉を軽く3回ノックしましょう。これは、これから入室する自分の存在を伝えるためです。向こうからの「どうぞ」という声が確認できたら、ドアを開けて入室してください。すると、たいてい面接官はドアの正面に座っていらっしゃるはずです。まずは、しっかりお辞儀しましょう。その後、用意された椅子の横に立って、簡単な自己紹介をします。このときは「本日面接を受けさせていただきます○○○○と申します。よろしくお願いいたします」というようにフルネームを名乗ります。そして、面接官が「おかけください」と言われてから椅子に腰掛けるようにしましょう。
では、先に面接会場に案内されて面接官を待つ場合はどうすればいいのでしょうか? 部屋まで案内されると、扉の正面の席をすすめられるはずです。ほとんどの場合は「おかけになってお待ちください」と言われますので、そのときは椅子に腰を下ろしても構いません。ただ、座る姿勢は背筋を伸ばして浅く腰掛けるようにしておきましょう。面接官がドアをノックして入室されたときに、深く腰掛けているとすぐに立ち上がってご挨拶できなくなります。特に会議室などのソファの場合は注意が必要です。なお、ご挨拶の内容は上記と同様に立って簡単な自己紹介をすれば大丈夫です。
面接も終盤。質問にもしっかり受け答えできたし、自己PRも自分なりに伝えられたので面接の手応えはバッチリ!と、ホッとするかもしれませんが、最後の最後まで気を抜かないようにしましょう。「終わりよければすべてよし」という言葉もあるように、面接途中で失敗していても挽回できる可能性もありますから。
希望する園の面接であればあるほど、緊張していることも多いと思います。ようやく面接が終わったという開放感もありますが、席を立つときに面接官の方への感謝の言葉を忘れないようにしましょう。「お忙しいところ、ご面接いただきましてありがとうございました」というひとことをお辞儀と共に言えるか言えないかはとても大切です。むしろ、口が上手いことよりも、相手に対する感謝の気持ちが素直に口にできる人のほうが信頼できるものです。そして退室する際には、もう一度振り返ってお辞儀をすることを忘れないようにしてください。また、最後までドアノブを持ってゆっくりドアを閉める心遣いができればいいですね。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

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