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2019.09.20

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茶髪はどこまでOK?保育士さんの髪色事情

茶髪はOK?気になる保育士さんの髪色事情

最近は保育士さんのなかにも髪のカラーを変える方がいらっしゃいますが、保育園での髪色に関する決まりはどのようになっているのでしょうか。髪色が与える印象や、面接の場合などと併せて、保育士さんの髪色事情についてまとめました。

保育士さんの髪色に関する決まりや許容範囲は、保育園によって異なります。しかし、派手で清潔感のないカラーや髪型は保育園のみならず、社会人として好まれません。いち社会人として、節度を持った身だしなみを整えることが大切です。それでは、具体的にどんな髪色やヘアスタイルがいいのか解説していきます。
茶系で少し明るい程度の色や自然な黒色であれば問題ありません。反対に、グラデーションやビビットカラーのように目立つ髪色は禁止されている保育園がほとんどです。
決められている髪色について「黒または茶」といったように、どこまでの明るさが良いのか自分では判断できない場合もあります。そんなときは、保育園側に確認しておきましょう。
実際に働いている保育士さんの髪色を参考にすれば、その保育園で許容されている髪色の目安がわかります。いちばん明るい髪色の保育士さんより少し暗めにしておけば、園内で目立ったり浮いたりすることはないはずです。新しく入職する場合は、ワントーン・ツートーン落とすと無難だと思います。
明るすぎず、自然体である黒髪はもっとも良い印象だと言えます。見た目だけで人間性が判断されることはありませんが、一般常識に照らし合わせるとやはり黒髪のイメージがいちばんいいです。以下で、保育士さんの髪色が周りに与える印象について考えてみました。
おしゃれ染めや白髪染めなど、保育士さんに限らず、保護者の方にとっても髪色を変えることは一般的です。そのため、保育に関して特に問題がなければ髪色まで気にしない保護者の方もいらっしゃいます。しかし、極端に派手な髪色・髪型ともなってくると話は変わります。保護者の方にとって、安心して子どもを預けることができるのは、落ち着いたトーンで清潔感のある髪の保育士さんになるでしょう。保護者の方々と良好な関係を築くためにも、保護者の方から信頼してもらえるような身だしなみがベターです。
現代の日本では、街中やお店でも外国人と接することが珍しくなくなっています。子どもたちは黒髪に限らず、茶髪や金髪を目にしているので、保育士さんの髪色もあまり気にしていないかもしれません。しかし、子どもたちにとって保育士さんは身近で憧れにもなりうる人です。保護者の方への印象同様に、清潔感があって子どもたちが安心できる存在であることを自覚して髪型やカラーを選びましょう。
面接は、自分自身のことを面接担当の方へ直接アピールできる機会です。面接担当の方にどんな印象を与えるかを客観的に判断して、適切な身だしなみや服装を選ぶ必要があります。面接に際して減点方式が取られる場合もあります。質問受け答えや採用試験の準備をしっかり行ったにも関わらず、身だしなみで減点されてしまうのは非常にもったいない話。就職活動をしている間は、黒髪で過ごすことをおススメします。もともと髪色が薄く、地毛でもアッシュや茶色のように明るい髪色の方もいらっしゃると思います。そういった方は面接時に地毛であることを伝えておいてもいいかもしれません。

髪色を変えることで、気分や雰囲気が変わりますし、会話のきっかけになることで周囲とのコミュニケーションにも繋がります。ただ、園によっては明るすぎる髪色や染髪自体を認めていないところもありますので、事前に十分確認してください。髪色を変える場合は、保育士としてのプロ意識をもち、保育園の決まりや許容範囲を守るようにしましょう。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

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