2020.05.13
転職成功物語
【実話『ほいとも』で保育士転職成功(1)】給与と年収重視の32歳保育士
『ほいとも』では専属のコーディネーターが転職・就職ご希望の方のお悩みに寄り添い、できる限り希望に近いお仕事をご紹介しています。今回の「実話」は保育士経験約12年の吉田恵美さん(仮名)。「久しぶりの転職で自分の価値や、いまの相場観が分からない」というご相談でした。保育士さんにとって、自分の給料や年収が適正かどうかは転職の際に最も比較したくなるポイントのひとつです。
7年ぶりの転職活動。給与の平均や賞与などの待遇は?
新卒で認可保育園に就職して5年。その後、別の認可保育園で7年強。「もう少しお給料や待遇など条件のいいところがあれば」と、保育園で働きながら転職活動をされていた吉田さん。「お給料は現状維持の月給23万円以上、いまより近い自宅30分圏内の小規模保育園」という条件で転職先をお探しでした。しかし、自分一人ではなかなか条件に合う園を見つけることができません。次第に「賃金や手当など、ちょっと高望みしすぎなのかな」「久しぶりの転職で平均給与の相場観がつかめない」という思いから、『ほいとも』にご相談をいただくことになりました。
まず「希望条件の整理を」というのがほいともからのご提案
面談を担当したコーディネーターは、吉田さんのこれまでの経験や職歴、今後のご希望を詳しくお伺いしました。そして、数多くの求人案件を掲載する『ほいとも』にも、月給23万円以上・自宅30分圏内・小規模保育園という3つの条件をすべて満たす園がないことを一緒に確認しました。その上でコーディネーターは「まず希望条件に優先順位をつけていきましょう」とご提案。すると吉田さんからは「やっぱりお給料がいちばん。次に小規模。30分圏内は最後でいいかな」というご回答。あらためて「お給料重視」のお仕事探しをスタートすることにしたのです。
給与の面でも12年の経験を高く評価してくれるのは…
「では新規オープンや、リニューアルオープンの園を中心に探していきましょう」というのが、コーディネーターの次の提案になりました。なぜなら既存の園では5年の経験者も10年の経験者も「一人の保育士」として見られる傾向が強い。逆に新しい園では若い保育士も多く、その指導役として、園長のサポート役として、10年以上の経験者が高く評価される。そうお話しさせていただいたのです。この説明に吉田さんもご納得。さらに処遇改善などの加算によって給料アップが見込める可能性もあります。「やりがいのあるポジションを任せてもらえて給与や待遇がアップするのは嬉しいです!」ということで、いくつか候補となる園をご案内させていただきました。
「自宅30分圏内」だけ、ちょっとオーバー
最終的に吉田さんが選んだのはリニューアルオープンする保育園。12年の保育士としての経験や保育に対する意欲を、ほいともから園にしっかり伝えた結果、保育園側もそのキャリアを高く評価していただくことができました。面接を経て無事に入社が決定したのです。もちろん月給は23万円以上。さらに小規模園という希望にもマッチ。自宅30分という条件だけはクリアできませんでしたが、処遇改善手当も支給されることで年収もアップしたため、吉田さんも大満足の転職となりました。現在は若い保育士さんたちからも頼られる存在としてご活躍中です。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。