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2020.05.20

転職成功物語

【実話『ほいとも』で保育士転職成功(2)】苦手な面接を克服した22歳

面接が苦手な保育士さんって結構多いかも!

『ほいとも』では専属のコーディネーターが転職・就職ご希望の方のお悩みに寄り添い、できる限り希望に近いお仕事をご紹介しています。「実話」の第二弾は福島さん(仮名)。「いつも面接で緊張してしまい、自分を上手に表現できなくて…」とお悩みでした。

短大を出て大規模な認可保育園で2年勤務した福島さん。「もっと園児たちと、しっかり触れ合いたい」という思いから転職を決意し、『ほいとも』にご相談をいただきました。ご希望は行事やその準備、事務処理のための慢性的な残業が少ない小規模園です。私たちは「もっと園児と接したい」という福島さんの真っ直ぐな気持ちに応えるため、定員100名以下の3つの園をご紹介しました。でも残念ながら結果はすべて「不採用」…。
福島さんを担当したコーディネーターは、面接の前に必ず電話やLINEでアドバイスを行っていました。各園の特長や方針をお伝えし、転職理由や志望動機をどう伝えるか、どんな質問をすれば好印象になるか…そんな打ち合わせも念入りに。それなのに各園からフィードバックされた不採用の理由は「志望意欲や主体性が感じられない」とのことでした。福島さんに面接の様子をお聞きすると、「とにかく緊張してしまうんです。だからせっかくアドバイスしてもらったことも、内容が飛んだり、言葉足らずになってしまったり、はい・いいえでしか答えられなかったり…」。これを聞いたコーディネーターは猛烈に反省しました。
福島さんと直接お会いしたのは、ご登録時の面談だけ。その後はお忙しいということもあり、電話やLINEでのやりとりばかり。でも時間が取れなかったなんて言い訳で、もっと寄り添えたはず。そう考えて「次はしっかり模擬面接をしましょう」と提案しました。それからは福島さんの都合のよいカフェなどで直接お会いし、想定される質問への回答例を書き出しました。さらにこれまでの仕事の中での保育士としてのやりがい、これからどんな保育士を目指すかなどをアピールするよう助言し、練習相手になって模擬面接とフィードバックを3回繰り返し。次第に緊張せず話せるようになり、自己PRを含めて面接スキルもぐんぐんアップしました。
そうして挑んだ面接を見事にクリア。園側からは「意欲も高く、人となりがよく伝わった」と高評価です。福島さんからも「緊張せずに思っていることを話せました。最後まで親身に相談に乗ってくださって、ありがとうございました」という言葉をいただきました。でも、登録時の面談から福島さんの意欲・熱意を感じていたコーディネーターは、「転職活動にしっかり寄り添って、最初から模擬面接をご提案していれば…」と、まだ反省中。きっと今後に活かしてくれるはずです。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

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