2020.06.10
転職コラム
Web面接は初めて…という保育士さんもご安心を!!
新型コロナの影響で、WEB面接を行う園や法人が増えています。「初めてだから不安」「普通の面接より緊張するかも…」という方も、これから紹介する4つのポイントを押さえておけば大丈夫。面接会場まで足を運ばなくていいとか、地方から大阪などの園の面接を受けられるとか、実はメリットも多いんですよ。
<point 1>スマホがあれば大丈夫!
Zoom、LINE、Meetなどいろんな通信方法がありますが、いずれも特別な設備や料金は要りません。もちろんカメラ・マイク付きならパソコンでもできますが、スマホでも大丈夫。受験する園によってシステムは異なりますが、接続方法などは親切に案内してくれています。例えば採用サイトに説明が掲載されていたり、メールで送られてくるURLにアクセスするだけだったり。ふだんからスマホを使っている方なら、スグにできますのでご安心を。『ほいとも』に掲載されている求人へのご応募なら、私たちのコーディネーターもしっかりサポートします。
<point 2>身だしなみ・背景にはご注意を!
スーツ指定の園もありますが、そうでない場合もスーツ着用をオススメします。「きちんとしている」という印象を持たれて損をすることはありませんからね。また「普段着で」という場合も、清潔感のある服を選びましょう。上だけブラウス、下はスウェットパンツなんていうのは厳禁です。何かの拍子に映ってしまうケースもありますから。もちろんお化粧も清潔感が第一です。また面接担当者はみなさんの表情もよく見ています。髪で顔が隠れるような時は束ねたほうがいいかもしれません。それに「背景」にも注意が必要ですね。自宅の場合、マンガばかりが並ぶ本棚や、丸めた洗濯物などが映り込む場合があります。「白っぽい壁」や「無地のカーテン」などを背に行うのがベストです。
<point 3>面接中はカメラ目線で!
面接中は画面の中の「面接担当者の目」ではなく、パソコンやスマホの「カメラ」を見て話すようにしましょう。例えば上のほうにカメラが付いたノートパソコンで「面接担当者の目」に視線を合わせると、向こうには「うつむき加減」に見えて暗い印象を与えかねません。上半身が映るように位置や角度を調整し、スマホの場合はスタンドに固定したほうがよいでしょう。また面接中にキー操作などを行うのもNG。マイクはマウスやキーボードの操作音も拾いますので、メモを取りたい場合は「紙とペン」です。さらに途中でメールの着信音などが聞こえるのも、マイナス印象。ほかのアプリはぜんぶ閉じておきましょう。
<point 4>フリーズしても慌てない!
途中で画面がフリーズしたり、通信が途切れたりしても慌てる必要はありません。最近のテレビ番組でもリモート出演者がストップしている場面を見かけますよね。そう、よくあることなんです。フリーズの場合は落ち着いてしばらく様子を見る。完全に通信が途切れた場合は、まず不具合が起きたことを電話やメールで連絡。その後、アプリへの再ログイン、パソコン・スマホの再起動などを試してみましょう。
<最後に>録画・録音機能を使うのもアリ
パソコンやスマホには、たいてい「録画・録音機能」が付いています。それを使えば後で自分の受け答えや表情を確認し、次の面接に活かすこともできます。また最近はほとんどないと思いますが、変な質問や、「部屋の中を映して」なんて要求をされた際に、自分を守ることもできます。これもWEB面接のメリットのひとつです。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。