2021.06.30
転職コラム
落ち着いて面接を受ける保育士心得3ヵ条!
面接を受ける園の保育方針や特長はネットで事前に学習。履歴書もキレイに仕上げて、スーツも用意し、駅からの道順も確認済み。もちろん質問されることを想定して、回答の対策もばっちり。あとは面接に臨むだけですが、当日「あわわわわ…」となってしまったら、それまでの準備も台無しです。そこで今回は当日に気をつけるべきポイントを紹介。これさえ覚えておけば、もうあたふたすることもありません。
<その一> 現地には「10分前到着」が基本!
時間に遅れるのは問題外ですが、早すぎるのもNG。30分も前から保育園のまわりをウロウロしていると怪しまれますし、早く園に入っても準備ができてない可能性があります。基本は「10分前到着」。園の近くで身だしなみや持ち物をチェックし、心の中で志望動機も確認しましょう。夏場は汗を拭いて、お化粧にも気を配らないといけません。冬はコートを脱ぎ、マフラーや手袋をはずしておくのが礼儀です。そして「失礼いたします」と園に入るのは(またはインターフォンを押すのは)、約束の時間の5分前。これがちょうどいいタイミングです。
<その二> とにかく「マナー」を大事に!
「マナーのできた人」と思われることは面接でとても大事です。例えばスマートフォンは園に入る前に必ず電源オフに。マナーモードでいいのではと思うかもしれませんが、静かな面接の場ではバイブの音もかなり響きわたります。ドアのノックは3回(2回はトイレという説も)で、もちろん「どうぞ」といわれてから入室するのがマナー。入室したら面接担当に一礼してから席に向かい、椅子の横に立って「○○○○です。本日はよろしくお願いいたします」とあいさつしましょう。そして「お掛けください」といわれてから着席するのが、これまた面接のマナーです。
<その三> 常に「見られていること」を意識!
「失礼します」と園に入った瞬間から、あるいはインターフォンを押した瞬間から、面接は始まっています。面接室に入るまでに他の保育士さんに出会ったら、まずあいさつ。園児や保護者の方とすれ違うときも、もちろんあいさつ。特に子どもたちにどんな声かけをするかは、けっこう見られていますよ。控室がある場合は、そこでの立ち居振る舞いにも注意です。スマホを取り出して触ったりせず、背筋を伸ばして静かに座って待ちましょう。面接が終わっても気を抜いてはダメ。退室した瞬間にため息をついたり、暗い表情で園を出ていったり、園を出た瞬間にまたスマホを取り出したり…。どこで園関係の人に見られているか、わかりませんよ。
前日までの準備は『ほいとも』がお手伝い!
私たち『ほいとも』は保育士専門のエージェントです。ただ就職先・転職先を紹介するだけでなく、専任のキャリアアドバイザーが履歴書の書き方、面接対策などについても親身になってアドバイスを行います。面接当日はみなさんの力量にかかっていますが、それまでの準備なら何でもお手伝いしますので、気軽に相談してくださいね。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。