2021.10.06
転職コラム
保育士さん必見!Web面接を突破するマナーやルールとは?
近頃は保育士さんの就活や面接方法も変わってきました。感染防止対策としてWeb面接を取り入れる保育園が増えてきたのです。「Web面接自体、やったことない」、「普通の面接でも緊張するのに」、「どうやって接続したらいいのか知らない」、「スマホでも大丈夫なの」「通話途中で回線が切れたらどうするの」など、不安を口にする保育士さんも多いようです。今回は希望の保育園でのWeb面接をしっかり突破するための準備、そして注意点を紹介します。
保育士さんも事前に万全の準備を
まずスマホがいいのか、パソコンがいいのかという問題。両方持っている保育士さんならパソコンを使いましょう。大きな画面なら相手の面接担当者の表情もしっかりと見えますからね。ない場合はスマホでも構いませんが、手に持っての使用は厳禁。画面が揺れないように必ずスタンドなどでテーブルに固定しましょう。また機種やネット環境によっては相手の声が聞こえにくい、こちらの声が届きにくいという場合もあります。一度、友達とZOOMをはじめ、通話アプリで試しておくといいかもしれません。結果、音声に問題があればイヤホン型のヘッドセットを使うのも有効です。家電量販店で1000円台から買うことができます。機器の準備が整ったら、次は面接を受けるときの環境の準備です。ネット環境が安定した場所を選ぶ必要はありますが、基本的には自宅がオススメです。できれば背景が壁やカーテンなどになる場所がベスト。部屋の様子が映り込んで、生活感が見えすぎないようにしましょう。さらに面接時間の日差しにも注意です。日差しが強ければカーテンを閉めるなどの対策を。逆光だと顔が見えなくなることもありますよ。
保育園面接当日にも準備を
Web面接はZOOMなどのオンライン会議ツールで行われることがほとんどです。保育園側がホストになってミーティングを設定して、メールで面接を開催する場所のURLを送ってくれます。そこをクリックしてアクセスすればOKですので、難しい操作や設定は一切ありません。ただ途中で接続が切れないようにPCやスマホはフル充電しておくこと、そして自宅であればWifiにちゃんと繋がっていりことも確認しておきましょう。もちろん、服装や身支度も重要です。WebB面接では顔から胸あたりまでしか映りませんが、逆にいえばそこがアップで映し出されることになります。だから顔まわり・上半身の服装は入念に準備しておきましょう。髪を顔にかからないようまとめたり、胸元が開きすぎない服を選んだり、清潔感のある身なりを心がけましょう。もちろん胸から下はどうでもいいという話ではありません。面接中に立ち上がる必要があったり、何かの拍子に腰のあたりまで映ってしまったりしたときに、下がジャージやスウェット状態だと台無しです。あと、面接中にまわりで余計な音がするのもNGです。スマホやパソコンの通知音は必ずオフの設定に。家族やペットがいる場合は、なるべく別室で面接を受けるようにしましょう。隣の部屋のテレビ音なども入らないように気をつけるべき。雑音は話しにくくなるだけでなく、あなたの印象も悪くしてしまいますよ。
最後に保育士面接中の注意点
面接当日はバタバタしないように余裕を持ってスタンバイしましょう。開始5分前には保育園から指定されたURLにアクセスして待っておきましょう。実際の面接同様、5分前行動を心がけておけば安心です。保育園側の面接担当者とつながったら、まずは素敵な笑顔で挨拶しましょう。これは通常の面接と同様ですね。ただ画面越しの会話では、どうしても画面に映る相手の顔を見てしまいがちですが、自分が話すときはもう少し上のカメラに視線を合わせて。もちろん口角を上げて明るい表情を心がけながらですよ。途中で画面がフリーズしたり、回線が切れたりしても慌てることはありません。不具合の原因が自宅側・保育園側のいずれにあるかに関わらず、電話で連絡を取って状況を説明しましょう。また最近は面接中の「ちょっと立ってみて」「部屋の様子を映してみて」といった要求が問題になっています。これは完全にマナー違反。完全なハラスメントです。「いう通りにしないと落とされる」なんて思わずに、毅然とした態度で断りましょう。そんな担当者がいる保育園で働く必要はありません。もっといい保育園を、私たち『ほいとも』がいくらでも紹介します。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。