2021.10.20
転職コラム
面接の「自己PRをお願いします」って、保育士は何をいえばいいの?
自己PRは自分をアピールする絶好のチャンス。でも何をいえばいいのか分からないという人も少なくないようです。実は保育園側はこの自己PRでいろんなことを見極めようとしています。「この人はウチの園の方針に合うか」「ウチで活躍できるか」「他の職員とうまく連携できるか」。さらに「的確かつスムーズに答えられるか(コミュニケーション能力)」「面接対応策をしっかりしてきたか(志望意欲)」なども見られていますよ。
まずはしっかり準備すること
<STEP 1/これまでの経験を整理>
自己PRの内容は、これまで自分がやってきたことの中から探すのが近道です。保育士としての経験がある人なら、まず担当してきたクラス・行事、病児保育士や主任の経験、印象深い出来事などを書き出しましょう。子どもたちとの心温まる思い出、自分が中心となった取り組みなど、できるだけ細かく書き出すことがポイントです。保育士経験のない人・浅い人は、他の仕事や子育ての経験でも構いません。また保育士新卒なら短大や専門学校、高校生活での部活やバイトなど、頑張ったこと・一生懸命になったことなどを思い出してみましょう。
<STEP 2/保育園の方針などをチェック>
志望する保育園のHPや求人情報にしっかり目を通し、「どんな人材を求めているか」「どんな運営方針か」などを確認しましょう。自己PRの内容が、そこから大きくズレてしまっては意味がありませんからね。求める人物像や方針が明確に書かれてなくても、行事や保育現場の様子を見れば、ある程度「どんな保育園か」は分かるはず。それを書き出した内容と照らし合わせ、相応しい経験・エピソードをピックアップしましょう。
<STEP 3/文章にまとめる>
自己PRは、まず「私の強みは○○です」という結論、次に強みの理由となる具体的な出来事や経験、最後に「その強みをどう活かすか」という流れで話すのが有効です。先にエピソードをダラダラ話していると、何をいいたいのかが不明確で印象も悪くなります。「強み・その根拠・活かし方」という順で、さっき選んだ経験や出来事を文章化してみましょう。もちろん面接当日用の台本のように書く必要はありません。伝えたい内容を箇条書きにする程度で大丈夫です。
自己PRの内容は、これまで自分がやってきたことの中から探すのが近道です。保育士としての経験がある人なら、まず担当してきたクラス・行事、病児保育士や主任の経験、印象深い出来事などを書き出しましょう。子どもたちとの心温まる思い出、自分が中心となった取り組みなど、できるだけ細かく書き出すことがポイントです。保育士経験のない人・浅い人は、他の仕事や子育ての経験でも構いません。また保育士新卒なら短大や専門学校、高校生活での部活やバイトなど、頑張ったこと・一生懸命になったことなどを思い出してみましょう。
<STEP 2/保育園の方針などをチェック>
志望する保育園のHPや求人情報にしっかり目を通し、「どんな人材を求めているか」「どんな運営方針か」などを確認しましょう。自己PRの内容が、そこから大きくズレてしまっては意味がありませんからね。求める人物像や方針が明確に書かれてなくても、行事や保育現場の様子を見れば、ある程度「どんな保育園か」は分かるはず。それを書き出した内容と照らし合わせ、相応しい経験・エピソードをピックアップしましょう。
<STEP 3/文章にまとめる>
自己PRは、まず「私の強みは○○です」という結論、次に強みの理由となる具体的な出来事や経験、最後に「その強みをどう活かすか」という流れで話すのが有効です。先にエピソードをダラダラ話していると、何をいいたいのかが不明確で印象も悪くなります。「強み・その根拠・活かし方」という順で、さっき選んだ経験や出来事を文章化してみましょう。もちろん面接当日用の台本のように書く必要はありません。伝えたい内容を箇条書きにする程度で大丈夫です。
例えばこんな自己PR
チームワークを大事にする園では、やはり協調性が重視されます。経験者の募集では自主性や責任感、新卒では熱意や意欲を見られることもあります。まずはテーマを決め、例えばこんなふうに文章をまとめていきましょう。
<例1/「自主性」をテーマに>
◆長所は「行動力」
◆前の園ではバザー開催の中心となって動いた。保護者からの出品を募るため自らチラシを作成。当日の飾り付けなどでも積極的に行動。結果、大成功に。
◆そんな行動力を行事やイベントに活かしていきたい。
<例2/「協調性」をテーマに>
◆「みんなで何かを成し遂げること」が好き
◆高校ではバスケ部で毎日、仲間と練習に打ち込んだ。なかなかレギュラーとして試合に出られなかったが、副主将として責任を持ってチームを支えた。大会で3位になったときはみんなで喜び合った。
◆仕事でもチームワークを大切にしていきたい。
<例3/「熱意」をテーマに>
◆「子どもたちへの想い」では負けない
◆保育園に通っていた頃、ひっこみ思案だった自分を明るくしてくれた先生に憧れて保育士を目指した。あんな先生になりたいと必死で勉強して保育科に進み保育士免許を取得。
◆子どもの長所を見つけ、伸ばしてあげられるような保育士になりたい。
<例1/「自主性」をテーマに>
◆長所は「行動力」
◆前の園ではバザー開催の中心となって動いた。保護者からの出品を募るため自らチラシを作成。当日の飾り付けなどでも積極的に行動。結果、大成功に。
◆そんな行動力を行事やイベントに活かしていきたい。
<例2/「協調性」をテーマに>
◆「みんなで何かを成し遂げること」が好き
◆高校ではバスケ部で毎日、仲間と練習に打ち込んだ。なかなかレギュラーとして試合に出られなかったが、副主将として責任を持ってチームを支えた。大会で3位になったときはみんなで喜び合った。
◆仕事でもチームワークを大切にしていきたい。
<例3/「熱意」をテーマに>
◆「子どもたちへの想い」では負けない
◆保育園に通っていた頃、ひっこみ思案だった自分を明るくしてくれた先生に憧れて保育士を目指した。あんな先生になりたいと必死で勉強して保育科に進み保育士免許を取得。
◆子どもの長所を見つけ、伸ばしてあげられるような保育士になりたい。
長所や強みが見つからないときは…
自分には長所や強みがない。経験に自信がない。そんなときは家族や友達、同僚などに聞いてみましょう。「誰にでも優しいところかな」「細かなことによく気づくよね」など、客観的な視点で自分では気づかなかったような長所をあげてくれるかもしれません。また成功体験ではなく、失敗の中に強みが隠れていることもあります。失敗や挫折をどう乗り越え、どんな成長を得たのか。そんなエピソードを自己PRにすると、面接官にも好印象だったりします。それでもまだ悩む、不安が消えないという人は、ぜひ『ほいとも』に相談してください。私たちは保育士さんの転職をサポートする中で、求人を出している保育園も直接訪問しています。どんな園でどんな人が活躍中か、どんな人を求めているかをよく知るキャリアアドバイザーが、志望する園に合うあなたのPRポイントを見つけ出しますよ。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。