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2021.12.29

転職コラム

保育園での最終面接を突破するための対策とポイント、保育士さんに教えます!

保育園での最終面接を突破するための対策とポイント、教えます!

一次・二次の面接試験を通過して、いよいよ最終面接。多くの候補を採用人数にまで絞り込んで最終判断を下すわけですから、公務員保育士となる公立保育園だけでなく、私立保育園でも社長や理事長、役員クラスが面接官となるケースが多くあります。もちろん応募者にとっては、ここで合否が決定するわけですから「緊張するな」というほうが無理。でも一次・二次面接との違いをきちんと理解して、しっかり事前準備をしておけば大丈夫です。これを読めば、もう最終面接も怖くなくなるはず!

一次・二次の個人面接は園長などの現場の責任者が、保育士歴や人柄を見て「ここで保育士として働けるスキルや資質があるか」を見極めるためのもの。だから最終面接まで残ったということは、その基準を満たしていると判断されたということです。その中から「誰を採用するのか」を決める最終面接には、決定権を持つ社長・理事長・役員が出てきます。では社長や理事長は最終面接で何を見ようとしているか。それは会社(法人)や園とのマッチングと入社意欲の高さ。つまり「ウチの理念や方針に合うか」「本気でウチに入りたいと思っているか」という点です。応募者も複数の園を受けていて、もしかすると他の園でも最終面接まで残っているかもしれません。その中から「他の園ではなく、ここで働きたいと思っている人」「理念に共感して長く働いてくれる人」を見極めないといけませんから。
一次・二次でも散々質問されたと思いますが、最終面接でもやはり「志望動機」を聞かれます。でも「これまでと同じように答えればいいのね」と考えてはいけません。一次・二次で答えた志望動機に「深堀り」や「プラスα」を加えることが大切です。
そのためにはまず、保育園への理解を深めることです。園のホームページをもう一度隅々まで見ることはもちろん、運営する会社(法人)のサイトや園が発信するブログやインスタもしっかりチェック。さらに一次・二次面接での園長さんの話、その際に見た園の様子なども思い出して、「深堀り」や「プラスα」の部分を事前にしっかり準備しておきましょう。例えばこんな感じです。「先日の面接では○○○○と申し上げましたが、園長先生のお話をお伺いし、○○○○という思いがさらに強くなりました。また貴社の××××という理念を知り、ここなら私の△△△△という夢を実現できると確信いたしました。ぜひ、こちらでお世話になりたいと思っています」。
面接の最後に「何か質問はありますか」と聞かれます。ここで「特にありません」なんて答えると、「この人はウチで働きたいという意欲が低いのかな」と思われてしまいます。なので必ず何か質問を。もちろんこれも、事前に考えて準備をしておいたほうがいいですね。ただし、最終面接の場で給与や待遇、残業などに関する質問はNGです。これまた「この人は募集要項を見てないのか」「一次・二次面接で確認しなかったのか」となってしまいます。社長や理事長への最後のアピールをするチャンスですから、理念や保育方針に関する質問がベスト。例えばこんな感じで。「○○○○という貴社の理念を、今後どのように具現化されていくご予定でしょうか」「もし採用いただけることになりましたら、貴社の××××という方針の中で、保育士として最も心がけるべきことは何でしょうか」…ちなみに私たち『ほいとも』では、最終面接だけでなく、一次・二次の面接から一緒に対策を考えていきます。さらに対策だけでなく模擬面接まで行いますので、ぜひ一度相談してください。正規保育士だけでなく、パート保育士・非常勤保育士の転職相談、保育士免許取得見込みの新卒保育士の就活相談も大歓迎です。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

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