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2023.07.05

転職コラム

正社員でも休日や勤務時間の希望を聞いてもらえる可能性アリ!

正社員でも休日や勤務時間の希望を聞いてもらえる可能性アリ!

時間は早・中・遅番の3交替制、休日は日曜・祝日+他1日交替制。正社員の場合、こんな勤務シフトの保育園が多いですね。交替制だから週2回の早番は仕方ない。月1〜2回の土曜出勤は当たり前。お互いさまだから。そう思っているかもしれませんが、場合によっては休日や時間の希望が通ることもあるのです。

いま実際に正社員を募集している園のシフトや休日をちょっと調べてみました。
<A園>
◆7:00~19:00の間で実働7時間15分
早番/7:00~16:00
中番/9:00~17:00
遅番/11:00~19:00
◆土日祝休み(土曜はローテーションで3週に1回出勤あり)
<B園>
◆7:00~19:00の間でシフト勤務/実働7.5h(週40時間以内)
◆日曜・祝日休み、土曜日は月1.2回程度出勤
<C園>
◆7:00~16:00、7:30~16:30、8:30~17:30、9:30~18:30、 10:00~19:00の5シフト制
◆週休2日制(日曜・祝日他)、土曜月2回程度休み

書き方は様々ですが、やっぱりどの園にも早番や土曜出勤はありますね。パート保育士の場合は「7:30~15:30の間で5時間〜、週3日〜/時間・曜日応相談」といった募集も少なくありませんが、正社員で「応相談」はほぼ見当たりません。
さすがに「土日休みにしてほしい」は無理がありますが、「平日で固定の曜日を休みにしたい」は叶う可能性が高めです。例えばご主人が美容関連で月曜定休、不動産関係で水曜定休で「主人に休みを合わせたい」といった場合や、他の曜日はヘルパーが来るけど「火曜だけ母の介護をしなければいけない」といった場合です。そのようなときは、ぜひ面接で「土曜はすべて出勤するので、月曜を固定で休ませてほしい」と相談してみてください。園にとっては、あなたが毎週土曜に出勤することで、他の保育士の土曜出勤を減らせるというメリットがあります。さらに「できれば土曜は出勤したくない」という保育士が多いので、園内の理解も得られやすく、「あの人だけ休日のワガママを聞いてもらって…」とはなりません。
「早番/7:00~16:00 中番/9:00~17:00 遅番/11:00~19:00」の3交替制の場合、「中番多めがいい」という人が主流で、いつもより早番シフトが多いと「うわぁ、今月はキツイ…」となりますね。そんな中「率先して早番に入ってくれる人」は歓迎されます。例えば「子どものお迎えがあるので遅番は無理」、でも「朝は夫が送ってくれるから早番には入りやすい」という場合、ぜひ園に相談してみてください。「早番固定か、早番多めで入りますので、遅番をナシにしてほしい」というように。
正社員は中番希望者が多い。9〜17時はパート保育士で補える。夕方以降は時短勤務の保育補助でなんとかなる。でも朝の早い時間は主婦パートも集まりにくい。そんな事情を抱える園にとって、あなたの提案はメリット大。都合を考慮してもらえる可能性も高くなります。
私たち『ほいとも』は常時5000件以上の求人情報を提供するだけでなく、転職に関する様々なアドバイスも行い、必要なら志望する保育園への提案や交渉も行います。「どうしても水曜日は休みたい」「家庭の事情でシフトを考慮してもらいたい」といった場合は、ぜひ相談してください。また正社員だけでなく、契約社員、派遣、アルバイト・パートなど幅広い求人情報を持っているので、キャリアアドバイザーと一緒に「理想の働き方」を考えることもできますよ。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

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