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2023.07.19

転職コラム

履歴書のお悩み解消!保育士さんの施設別「志望理由」の書き方!

これでもう履歴書の作成に困らない!施設別「志望理由」の書き方!

履歴書を書くとき、いちばん困ったり迷ったりするのが「志望動機」「応募理由」の欄ですね。志望の理由は面接でも必ず聞かれるし、選考の結果にも影響する。そう思うとますます何を書けばいいのか分からなくなる…。みなさんもそんな経験がありませんか。そこで今回は小規模園、幼稚園など施設別に志望理由の書き方の例を紹介します。

志望理由には応募者の熱意が表れる。ウチのことをどれくらい理解しているかも推測できる。この人がウチの先生として合うかどうかの判断材料にもなる。採用する側はそんな視点から履歴書の志望動機欄を見たり、面接で聞いたりしています。逆に応募する側からいえば、志望理由で「ぜひ採用してほしい」という熱意や、「園のことをこれだけ理解しています」「私ならこんな活躍ができます」ということをアピールできるということです。
でもいざ書くとなるとやっぱり迷いますよね。「自己の性格と貴園の方針が合致するため」や「自己の経験を活かせると考えたため」では具体性に欠けるし、他の応募者と差別化できない…。施設ごとの特徴、園ごとの方針などをしっかり理解し、そこで自分は何がしたいか、何ができるかという観点が必要です。
<小規模保育園>
●現職(前職)は0~5歳児・定員110人という大規模な園でした。行事などにも力を入れていたため、達成感ややりがいもありましたが、やはり私は一人ひとりの気持ちや成長に寄り添った保育がしたいと思い、定員30名の貴園を志望いたしました。
●貴園の「個々を大切に、第二のおうちになるような園」という保育理念に共感し、ここなら私の理想の保育ができると考え志望しました。
<認可保育園>
●新卒で現職(前職)の認可外保育園に入職いたしました。日々子どもたちと接する中で、もっと多くの子どもと接したい、体制の整った環境で保育者としてスキルアップしたいという思いが強くなり、転職を決意しました。
●貴園の「子どもたちの自主性を大切にする」という保育理念に共感しました。これまでも子どもへの言葉がけを大切にしていましたので、貴園でも子どもたちが自分で考え行動できるような言葉がけを行っていきたいと考えております。
<幼稚園、幼保連携型認定こども園>
●保育士志望で短期大学保育科へ進み、保育園に就職しました。5歳児まで預かる園で幅広い年齢の子どもたちと接する中で幼児教育への興味が湧き、ぜひ貴園で経験を積みたいと考え志望いたしました。
●様々なカリキュラムや行事で、子どもたちに幅広い経験をさせようという貴園の取り組みに共感し志望いたしました。幼少期よりピアノを習っておりましたので、採用いただいた際は、子どもたちと一緒に季節のお歌を元気に歌いたいと思います。
上記はあくまで「書き方の参考例」です。そのままコピペしないでくださいね。施設としての特徴だけでなく、まずは園ごとの方針や取り組みもしっかり調べましょう。HPにも記載されていると思いますが、園のSNSなどをチェックすれば雰囲気まで分かることがあります。その上で、これまでの経験、特技、自分がやりたい保育、将来の目標といった「オリジナリティ」と関連づけ、採用されたら「こんなことを実践したい」「こんな活躍ができるはず」に言及できればベストです。
それでもまだ不安がある、うまく書けそうにないという人はぜひ、『ほいとも』に相談してください。私たちは常時5000件以上の保育士・幼稚園教諭の求人を取り扱っているだけでなく、仕事や働き方、転職についてのあらゆる相談に乗り、履歴書の書き方や面接対策のアドバイスまで行っています。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

志望理由も一緒に考えましょう

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