2023.09.13
転職コラム
保育士さんの定年は?50代・60代・70代も現役保育士!
保育士専門の転職エージェント『ほいとも』は幅広い年齢層の転職をサポートしています。50代・60代はもちろん、中には70代で元気に活躍中の保育士さんもいます。常時5000件ほどの求人を取り扱っていますが、実際に「年齢不問」という募集も多く、最近はそれがさらに増える傾向にあります。今回は50代以上の保育士が求められている背景や、50代以上で仕事探しをする際のポイントなどをまとめてみます。
保育士資格に定年はありません
国家資格である保育士に年齢制限はありません。多くの保育園が60歳定年、再雇用で65歳までといった規定を設けていますが、それは正職員として働く場合の話。保育士免許自体には何歳まで有効といった期限は一切なく、パート・アルバイトなら65歳を過ぎても働くことができます。つまり、いま持っている保育士免許は一生モノということです。
だから「(50代で)子どもが高校を卒業したから復職したい」「(60代で)年金の足しにパートで保育士をしたい」「(70代で)まだまだ体が元気なので大好きな子どもたちと接したい」というのもまったく問題ナシ。実際に50代以上で復職する人は年々増えているんです。
さらに「保育士に年齢制限ナシ」というのは、取得年齢にも制限がないということです。例えば高卒以上で保育施設や学童保育、児童養護施設などで2年以上(かつ2880時間以上)働いた経験があれば受験資格アリ。最近は50代から資格取得をする方も増加傾向にあるそうです。自分に受験資格があるかどうかは、下記を参照してくだい。
【一般社団法人全国保育士養成協議会HP:受験資格】
https://www.hoyokyo.or.jp/exam/qualify/
だから「(50代で)子どもが高校を卒業したから復職したい」「(60代で)年金の足しにパートで保育士をしたい」「(70代で)まだまだ体が元気なので大好きな子どもたちと接したい」というのもまったく問題ナシ。実際に50代以上で復職する人は年々増えているんです。
さらに「保育士に年齢制限ナシ」というのは、取得年齢にも制限がないということです。例えば高卒以上で保育施設や学童保育、児童養護施設などで2年以上(かつ2880時間以上)働いた経験があれば受験資格アリ。最近は50代から資格取得をする方も増加傾向にあるそうです。自分に受験資格があるかどうかは、下記を参照してくだい。
【一般社団法人全国保育士養成協議会HP:受験資格】
https://www.hoyokyo.or.jp/exam/qualify/
朝・夕は50代以上の保育士求人が多数!
両親ともに正社員で働いているという家庭が増え、延長保育ニーズが高まっています。それにともなって7:30頃から20:00頃まで保育時間を拡大する園も多くなりました。ただ保育園はどこも慢性的な保育士不足という問題を抱えていて、朝・夕の人員の確保が難しいのも事実です。早番・遅番シフトを増やせば正職員の負担が増え、それが離職にも繋がってしまう。パートを採用しようとしても、小さな子どもがいるママさん保育士では朝・夕の勤務が難しい…。
そこで白羽の矢が立ったのが50代以上の元保育士。子育てが一段落した家庭なら、朝・夕の勤務も可能ですし、短時間勤務を希望する人にもピッタリ。また朝・夕専任のパートを採用できれば正職員の負担を軽減できて定着率も高められる。まさに一石二鳥ということで、特に朝・夕で「年齢不問」「ブランク歓迎」という求人が増えているのです。
そこで白羽の矢が立ったのが50代以上の元保育士。子育てが一段落した家庭なら、朝・夕の勤務も可能ですし、短時間勤務を希望する人にもピッタリ。また朝・夕専任のパートを採用できれば正職員の負担を軽減できて定着率も高められる。まさに一石二鳥ということで、特に朝・夕で「年齢不問」「ブランク歓迎」という求人が増えているのです。
ベテラン保育士さんへの期待も!
もちろん50代以上が求められるのは朝・夕だけではありません。長年の保育士経験、豊富な子育て経験を持つベテランを、若い先生のサポート役として採用する園も増えています。例えば経験1〜3年の新人と50代・60代のパートにコンビを組ませる。保育士補助として担任業務などをフォローしながら、ベテランとして様々なアドバイスをしたり、相談に乗ったりする。そんな人員配置を行う園も少なくありません。
ただ、ここで気をつけないといけないのは出しゃばりすぎないことです。娘くらいの年齢の保育士に自分の保育方針を押し付けたり、子どものいない保育士に育児理論を説いたりするのはNG。頼まれていないことを勝手に進めるのも疎まれます。口や手を出しすぎず若手保育士の自主性や考え方を尊重し、保育補助としてサポートに徹すればきっと「頼れる大先輩」として慕われるはずです。
ただ、ここで気をつけないといけないのは出しゃばりすぎないことです。娘くらいの年齢の保育士に自分の保育方針を押し付けたり、子どものいない保育士に育児理論を説いたりするのはNG。頼まれていないことを勝手に進めるのも疎まれます。口や手を出しすぎず若手保育士の自主性や考え方を尊重し、保育補助としてサポートに徹すればきっと「頼れる大先輩」として慕われるはずです。
保育士さん自身の気力・体力と相談を!
もうひとつ大事なのは、無理のない範囲で働くことです。60代で20年ぶりの復職で、いきなり1日8時間・週5日のフル勤務はさすがに厳しいと思います。また過去に大きな病気をしたことがある、保育士にありがちな腰や膝を痛めたことがあるという人には、面接段階で園側に伝えておくことをオススメします。事情を踏まえて業務内容を考慮してもらえることもありますから。
それでも「復職したいけど体力面が心配」「いまから始めるのは遅いかな」「親の介護をしながらでも大丈夫?」といった不安や悩みのある人は、ぜひ『ほいとも』に相談してください。しっかり希望を聞いた上で条件に合う職場を紹介します。子どもと接する保育士は、他の仕事より笑顔でいる時間が長いといわれています。そしてよく笑う人ほど、元気で若々しく見えるともいわれます。みなさんが年齢に関係なく、いつまでも笑顔で活躍できるように全力で支援します。
それでも「復職したいけど体力面が心配」「いまから始めるのは遅いかな」「親の介護をしながらでも大丈夫?」といった不安や悩みのある人は、ぜひ『ほいとも』に相談してください。しっかり希望を聞いた上で条件に合う職場を紹介します。子どもと接する保育士は、他の仕事より笑顔でいる時間が長いといわれています。そしてよく笑う人ほど、元気で若々しく見えるともいわれます。みなさんが年齢に関係なく、いつまでも笑顔で活躍できるように全力で支援します。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。