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2024.06.26

転職コラム

2025年4月入社の保育士中途募集が、もうスタートしていますよ!

2025年4月入社の保育士中途募集が、もうスタートしていますよ!

保育園や幼稚園では4月に新年度が始まったばかりですが、新卒保育士の研修も終わり、子どもたちも新しい環境に慣れ、少し落ち着いてくるのが6月〜7月頃です。乳児の年度途中入園などが増えてくる時期でもありますが、同時に2025年度の採用計画をスタートさせる園も少なくありません。そして計画的に転職活動を進める人は、7月頃から動き始めます。「まだ夏だし、秋とか冬からでもいいか」なんていってると乗り遅れますよ。

保育園でも幼稚園でも認定こども園でも、この時期から2025年4月入社の正社員・契約社員の中途採用を始めている園は、人員計画がきちんとできている園だと考えられます。例えば「来年度から産休育休に入る保育士が3人いる」「夫の転勤などの家庭の事情で2人が退職する」といった予定を事前にしっかり把握していて、そのための準備を早くから始めているのです。特に規模の大きな園、複数園を運営する法人や会社では職員の数も多く、毎年様々な理由で退職する人が出ますので、欠員補充の対策にも余念がありません。
また年間の人員計画だけでなく、中期的な経営目標に基づいて早めに中途募集を行う園もあります。「来年度からの園児増員に向けて体制を強化する」「新卒だけでなく若手の中途採用を積極的に進めて園の活性化を図る」「保育内容の改善や設備投資といった5年計画の一環として、来年度の中途採用を早めにスタートさせる」といったケースです。こちらも大規模園・複数園を運営する法人によく見られる募集です。
中途採用を計画的に行う法人は、園の運営方針が明確なだけでなく、給与・福利厚生・職場環境も充実していることが少なくありません。つまり早くから来年度の中途採用を始めている園は「条件のいい園」「メリットの多い園」である可能性が高いのです。もちろんこうした園は就職先・転職先としても人気。そして人気園ほど早く定員が埋まり、募集が終了してしまいます。だから早めに情報収集し、7月頃から行動を起こすことをオススメします。
また2025年4月入社の募集には、新規オープンの園や、複数園から希望の園を選べる場合も少なくありません。当然、オープン求人も人気。複数園の中でも人気の園から先に採用が決まっていきます。早く応募すれば、その分、希望も通りやすくなりますね。
さらに早めに動き始めれば、じっくり落ち着いて就職活動・転職活動を進めることもできます。園側も職場見学や面接に丁寧に対応してくれる時期ですし、転職する側もじっくり質問して園を見極めることができます。時間的にも気持ち的にも余裕が生まれますから、複数施設を併願して自分の目で比較検討することもできますね。
7月から転職活動を始めて早めに目処が立てば、秋以降の意向調査の際に退職の意志を伝えることができます。先生方にも早めに連絡が行き届きますので、仕事の引き継ぎもスムーズです。これが意向調査のあとや年度末ギリギリだったりすると、園長先生から引き止めにあったり、他の先生やクラスに迷惑をかけたり…ということになりかねません。無理のない退職交渉、円満な退職のためにも、早めの行動が大事になります。
私たち『ほいとも』は保育士・幼稚園教諭専門の転職エージェントとして、常時約5000件の求人を取り扱っています。もちろん2025年4月入社可能な正社員・契約社員の中途案件も集まり始めています。どんな園が募集しているのか、どんな条件なのかなど、気になる人はぜひ問い合わせてくださいね。
もう少し先になりますが、正社員・契約社員の募集が一段落すれば、来年度スタートのパートや派遣の募集も増えてきます。こちらも「早めの行動」が「いい職場」への近道です。事前に希望条件を伝えておいてもらえれば、熱い情報をいち早く届けられますよ。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

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