2024.07.10
転職コラム
保育士として「担任を持たずに働く」という選択肢もアリですよね。
担任を持ってクラスを運営するというのも素晴らしい働き方です。一方、「担任を持つと業務負担が大きいし勤務時間も長くなる」「保育士は続けたいけど担任業務はちょっと…」という声も少なくありません。園にとっても担任を持たない補助的な保育士は必要不可欠。もちろんメリットだけでなくデメリットもありますが、こういう働き方を選ぶ人も増えています。
担任を持ちたくない保育士の事情
私たち『ほいとも』でも最近、「担任を持たずに働きたい」という転職相談が増えています。その大きな理由の一つが業務負担。確かにクラス担任を持つと、保護者対応の他、行事の運営、クラス便りの作成、持ち帰りの仕事の書類作成…と業務量も多くなり責任も伴います。「以前は担任を持っていたけど、もう負担を感じたくない」といった思いも分かりますね。
もう一つの理由がライフワークバランスです。残業したくない、土日はしっかり休みたい、自分の時間も大事にしたい。そのために「できれば担任を持ちたくない」という人も増えているんです。ライフワークバランスはライフステージによって変化します。特にママさん保育士の場合、何よりも大事なのは子育て。育児と両立しながら保育士を続けるには「担任を持たない」という選択肢もアリですね。
もう一つの理由がライフワークバランスです。残業したくない、土日はしっかり休みたい、自分の時間も大事にしたい。そのために「できれば担任を持ちたくない」という人も増えているんです。ライフワークバランスはライフステージによって変化します。特にママさん保育士の場合、何よりも大事なのは子育て。育児と両立しながら保育士を続けるには「担任を持たない」という選択肢もアリですね。
余裕を持ちながら保育士を続けられます
園にもよりますが、担任を持つのは正規職員で、担任を持たない補助的な保育士はパートや派遣など非常勤での雇用が一般的です。非常勤ですから時間的にも余裕を持てます。例えば「1日5時間だけ」「週3〜4日」という働き方なら、家庭や育児との両立もラクラク。しかも保育士としてのキャリアを途切れさせることなく働き続けることができます。
また補助的な保育士の場合は業務範囲も限定されます。いま担任を持たずに非常勤保育士として働いている人からは「イレギュラーな仕事が発生しない」「割り切って仕事と向き合える」といった意見も。心にも余裕を持って働けそうですね。
実際に育休からの復職で「いきなり正規保育士はキツい」「まだまだ子どもに手がかかる」といった場合、こうした働き方を選ぶ人が増えています。子育てが一段落すれば、また担任を持つ正規雇用に戻ることもできますから。
また補助的な保育士の場合は業務範囲も限定されます。いま担任を持たずに非常勤保育士として働いている人からは「イレギュラーな仕事が発生しない」「割り切って仕事と向き合える」といった意見も。心にも余裕を持って働けそうですね。
実際に育休からの復職で「いきなり正規保育士はキツい」「まだまだ子どもに手がかかる」といった場合、こうした働き方を選ぶ人が増えています。子育てが一段落すれば、また担任を持つ正規雇用に戻ることもできますから。
ただし、保育士さんにも、ちょっとした覚悟は必要です
まず「正規雇用で担任を持たずに働く」というのは難しいと考えておいたほうがいいですね。もちろん非常勤ですから勤務時間も短くなり、高収入は望めません。6ヵ月だけの短期、3ヵ月毎の更新など雇用期間が限定されることもありますし、時間や期間が短いほど採用枠も少なくなります。こうした点は覚悟しておかないといけません。
また担任の補助役としてフリー業務を担う場合、担任の先生の力量に働きやすさが左右されることもあります。例えば「その日の仕事内容が当日の朝になるまで分からない」ということが続けばストレスも感じます。逆に明日の仕事を事前にきっちり伝えてくれる担任なら、気持ちよく働けますね。
もう一つ、担任を持たないと子どもとの関わりが薄くなるかもしれません。「一人ひとりの子としっかり向き合い、成長を見守りたい」「子どもたちと一生懸命に発表会の練習をして、一緒に達成感を味わうのが好き」といった人には、物足りないかもしれませんよ。
また担任の補助役としてフリー業務を担う場合、担任の先生の力量に働きやすさが左右されることもあります。例えば「その日の仕事内容が当日の朝になるまで分からない」ということが続けばストレスも感じます。逆に明日の仕事を事前にきっちり伝えてくれる担任なら、気持ちよく働けますね。
もう一つ、担任を持たないと子どもとの関わりが薄くなるかもしれません。「一人ひとりの子としっかり向き合い、成長を見守りたい」「子どもたちと一生懸命に発表会の練習をして、一緒に達成感を味わうのが好き」といった人には、物足りないかもしれませんよ。
求められるのは柔軟性のある保育士
補助的な保育士に求められるのは、柔軟な考え方・柔軟な対応力です。クラスや担任の状況を把握し、コミュニケーションを取りながらそつなく仕事をこなせる人は、どんな保育園でも重宝されています。年齢やキャリアは関係ありません。「私が担任をしていた頃は」「私が担任なら」なんて話を持ち出すのはNG。年下の若い担任でも視点を合わせ、協調してフォローする気持ちが大事です。
私たち『ほいとも』は常時5000件以上の保育士求人を取り扱っています。もちろん派遣やパート保育士の募集もたくさんあります。そして勤務時間や日数といった条件面だけでなく、職場の雰囲気や具体的な業務範囲までしっかり伝えながらお仕事紹介を行っています。負担の少ない働き方、いまの自分の状況に合った働き方…。何でも気軽に相談してくださいね。
私たち『ほいとも』は常時5000件以上の保育士求人を取り扱っています。もちろん派遣やパート保育士の募集もたくさんあります。そして勤務時間や日数といった条件面だけでなく、職場の雰囲気や具体的な業務範囲までしっかり伝えながらお仕事紹介を行っています。負担の少ない働き方、いまの自分の状況に合った働き方…。何でも気軽に相談してくださいね。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。