2024.11.13
転職コラム
未経験からの保育士デビューで、大切なこと・気をつけることって?
資格は取ったけど保育士にならずに他の仕事をしていた。保育士になりたくて30歳を過ぎて独学で資格を取った。資格はないけど保育に携わりたい。そんな人が保育の仕事を目指す場合、どんなことに気をつければいいのか、どんな気持ちで挑めばいいのか、そしてどんな働き方ができるのか。今回は未経験者へのエールを込めて、ポイントをまとめます。
実は未経験者を求める保育園が増えています!
私たち『ほいとも』は保育専門の転職エージェントとして日々、数多くの保育園、たくさんの保育士さんと接しています。そんな中で最近、未経験の人の転職に関わることが増えてきました。もちろん、慢性的な保育士不足という背景はありますが、「未経験でも熱意のある人ならウチで育てたい」という園が多くなっています。
「未経験でも構わない」という保育園が増えれば、未経験から保育士デビューするチャンスも広がります。私たちも未経験者にとっての転職のハードルは年々下がってきていると感じています。また経験者も未経験者も、転職後の勤務継続率は変わらないというデータもあります。「実務経験がないこと」が転職のハンデにならない時代に入ってきたようです。
「未経験でも構わない」という保育園が増えれば、未経験から保育士デビューするチャンスも広がります。私たちも未経験者にとっての転職のハードルは年々下がってきていると感じています。また経験者も未経験者も、転職後の勤務継続率は変わらないというデータもあります。「実務経験がないこと」が転職のハンデにならない時代に入ってきたようです。
大切なのは「なぜ保育士になりたいか」という思い
経験者なら前の保育園での仕事をアピールすることができます。では未経験者は何をアピールすればいいのか。それは「どうして保育士になりたいと思ったのか」という転職の動機、そして「保育士になって何をしたいか」という思いです。
例えばこれは、私たちが転職をサポートした40代の主婦さんの実話です。彼女は自分が育児で心身ともに疲れ果てていたとき、預け先の園の先生に支えられたそうです。だから子育てが落ち着いた段階で、いまの仕事を辞めて保育士になろうと独学で資格を取得。自分が支えてもらったように、「今度は私が子どもを見るだけでなく、保護者のフォローもできる保育士になりたい」と、『ほいとも』に相談に来てくれました。
保育園の採用担当者は「その気持ちが受け入れ側としても非常に嬉しかった」ということで、無事に転職が決定。もちろん彼女からも「思いが通じてよかった」という声が返ってきました。
例えばこれは、私たちが転職をサポートした40代の主婦さんの実話です。彼女は自分が育児で心身ともに疲れ果てていたとき、預け先の園の先生に支えられたそうです。だから子育てが落ち着いた段階で、いまの仕事を辞めて保育士になろうと独学で資格を取得。自分が支えてもらったように、「今度は私が子どもを見るだけでなく、保護者のフォローもできる保育士になりたい」と、『ほいとも』に相談に来てくれました。
保育園の採用担当者は「その気持ちが受け入れ側としても非常に嬉しかった」ということで、無事に転職が決定。もちろん彼女からも「思いが通じてよかった」という声が返ってきました。
保育士になってから気をつけたいポイント
異業種からの転職の場合、保育士としてはゼロからのスタートになりますが、社会人としての経験は持っているはず。園としても、そこに寄せる期待が大きいようです。例えば社会人としてのマナーや言葉遣いから教える必要がない。企業で働いた経験があれば上司や先輩への接し方も心得ている。つまり同じ未経験でも新卒とは違うという受けとめです。
もちろん保育士の業務や心構えはきちんと教えてくれます。ただし「待ちの姿勢」ではなく、社会人経験者として分からないことは自分から質問し、積極的に発言・行動するようにしましょう。そうすれば回りも声をかけやすくなり、早く成長できるはずです。また年下の先生方も多いと思いますが、保育士としてはみんな先輩です。敬意を持って「教えてもらう」という姿勢で接することも、気をつけたいポイントですね。
保育現場でもICT化が進んでいますので、事務系の仕事で毎日パソコンを使っていた人は、そのスキルを活かせる場面もあると思います。でも入職してすぐに園のシステムなどに口を出すのは慎みましょう。まずは保育士としての仕事を覚え、周りとの信頼関係を築くこと。PCの使い方なども、しばらくは園のやり方に従うこと。その上で「こうすればもっと便利になる、効率化できる」ということがあれば、提案するのもアリです。
もちろん保育士の業務や心構えはきちんと教えてくれます。ただし「待ちの姿勢」ではなく、社会人経験者として分からないことは自分から質問し、積極的に発言・行動するようにしましょう。そうすれば回りも声をかけやすくなり、早く成長できるはずです。また年下の先生方も多いと思いますが、保育士としてはみんな先輩です。敬意を持って「教えてもらう」という姿勢で接することも、気をつけたいポイントですね。
保育現場でもICT化が進んでいますので、事務系の仕事で毎日パソコンを使っていた人は、そのスキルを活かせる場面もあると思います。でも入職してすぐに園のシステムなどに口を出すのは慎みましょう。まずは保育士としての仕事を覚え、周りとの信頼関係を築くこと。PCの使い方なども、しばらくは園のやり方に従うこと。その上で「こうすればもっと便利になる、効率化できる」ということがあれば、提案するのもアリです。
まずは派遣勤務での保育士デビューがオススメ!
『ほいとも』では正社員・パート・派遣など、様々な雇用形態で転職のサポートを行っています。そんな中、異業種から保育士に転身する人には、まず派遣での勤務を提案することがあります。もちろん将来、正社員になることを見据えてはいますが、いきなり直接雇用で働くよりも、『ほいとも』が派遣会社として間に入ることで、スムーズにスタートできることが多いんです。例えばトラブルや困りごとがあるけど、園に直接いいにくい、園長に相談すべきか判断できないという場合、私たちが間に立って解決することもできますから。
事情があって別の仕事をしているけど、教育実習で子ども達と過ごした日々が忘れられない。保育士になるという学生時代の夢をいまからでも叶えたい。保育士になった友人の話を聞いて自分もやりたくなった。子育てを経験して、あらためて保育の仕事に携わりたくなった…。『ほいとも』はそんなみなさんを全力で応援します。保育士資格を持っていない人には保育補助という仕事もありますので、ぜひ一度、相談してくださいね。
事情があって別の仕事をしているけど、教育実習で子ども達と過ごした日々が忘れられない。保育士になるという学生時代の夢をいまからでも叶えたい。保育士になった友人の話を聞いて自分もやりたくなった。子育てを経験して、あらためて保育の仕事に携わりたくなった…。『ほいとも』はそんなみなさんを全力で応援します。保育士資格を持っていない人には保育補助という仕事もありますので、ぜひ一度、相談してくださいね。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。