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2024.12.04

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ルールや印象を大事にしながら、保育士もオシャレを楽しんじゃいましょう!

ルールや印象を大事にしながら、保育士もオシャレを楽しんじゃいましょう!

「保育士になってオシャレはあきらめた」「髪を黒染めし直した」なんて話も聞きますが、最近は少し縛りがゆるくなっています。『ほいとも』でもネイルOKといった求人もありますし、訪問した保育園でも明るめの髪色の保育士さんによく出会います。もちろん保護者の方々の目を気にする必要はありますが、そのママさんたちも黒髪の人はほとんどいない時代ですからね。園のルール内で、もっとオシャレを楽しんでもいいと思います!

「髪色自由」という求人でも(常識の範囲)(派手髪NG)といった注釈がついていることが多いですね。常識や派手の基準は園ごとに異なりますが、最近は「控えめな茶色」なら、ほとんどの園で問題ナシとされているようです。金に近いような茶髪、グラデーションなどは避け、ナチュラルトーンに抑えるのが無難。清潔感が重視されますので「色落ちして髪の毛が色ムラだらけ」といった状態も好ましくありませんね。
美容院で染める場合は、同僚や先輩の髪色も参考にして事前に園に確認を取っておけば、あとで揉めることもありません。美容師さんには「派手すぎない」「明るすぎない」といった園の基準を伝え、カラーチャートを見ながら相談するのがいいと思います。髪色については過去の記事でも取り上げていますので、こちらも参考にしてください。
ほいとも記事:茶髪はどこまでOK?保育士さんの髪色事情
最近は髪の内側だけを染める「インナーカラー」がトレンドになっていて、保育士さんにも人気です。髪を結んだり耳にかけたときだけ色が見える感じで、さりげないオシャレができます。ただこれも派手とみなされることがあります。事前に園のルールを確認し、職場ではカラー部分が見えないようにすることも必要ですね。

ピアスはまずNGです。接触の際に子どもが傷つく危険がありますし、落としたりすると誤飲の可能性もあります。子どもたちの安全最優先ですから、明確に禁止している園がほとんどです。同じ理由で長い爪、ネイルチップやパーツもNGです。
以前は保護者からの苦情も多く、一律にネイルを禁止する園が大半でした。でも最近は条件つきでOKという園が増えてきました。透明のジェルやトップコートは爪が割れたり欠けたりするのを防ぐ、爪の見た目も整うので清潔感があるといった認識が広がっています。さらに「爪の白い部分が指先から出なければ色は自由」「ベージュや薄いピンクなど控えめな色ならOK」という園も少なくありません。
爪をキレイにすると気分も上がります。爪を手入れする時間は心が落ち着いたりもします。ラメや派手なアート系、有害な化学物質を含むもの(子どもの口に触れる可能性があるので)などを避けながら、爪のオシャレを楽しみましょう!
まず髪型は髪色ほどルールが厳しくないようです。毛先が子どもの顔や目に当たるようなロング、子どもに顔が見えないような長い前髪は注意されますが、まとめたり束ねたりすれば大丈夫。動きやすさや手入れの手軽さから、保育士さんにはショートやボブが人気ですが、ちょっと長めで「今日はポニーテール、明日はおだんご」とアレンジを楽しんでいる人もいます。
服装でも個性を出せる部分があります。例えばエプロンは紐でとめるノーマルタイプ、チュニック、スモッグなどいろんなスタイルがあります。デザインにも細かなルールが少ないので、季節に合わせて、気分によって変えるのもアリですね。靴下に関してはほぼ規定がないようですから、ここも自分らしさを出せるポイント。背の小さい子どもは「先生のくつした、かわいい!」なんてすぐに気づいてくれますよ。ジャージ・ジーンズ禁止の園では、チノパンが人気だったりします。最近は伸縮性の高い素材のものも多く、カラーバリエーションも豊富。何本かそろえておくとプライベートでも役立ちますね。
保育系求人サイトで「髪色自由」「ネイルOK」といったキーワードで検索できますが、『ほいとも』ならもっと効率的にオシャレを楽しめる園を探せるかもしれません。常時5000件以上の保育士・幼稚園教諭求人を取り扱い、必ず各園を訪問していますので、職場の空気までしっかり把握しています。自分らしい働き方をしたいという方は、ぜひ相談してください。
ただしオシャレを楽しむ場合もプロ意識を忘れてはいけません。園の規定を厳守するのはもちろん、同僚や保護者からどう見られるかも考え、保育士として相応しい身だしなみを心がけましょう。普段はどんなに奇抜なファッションでも問題ありませんが、職場は職場、仕事は仕事。これは一般企業でも、どんな職業でも同じですね。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

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