SPECIAL

2018.07.03

転職コラム

保育士さんの転職に必要な健康診断。その項目は?かかる費用は?

保育士さんはもちろん、すべての働く人のために『労働安全衛生法』という法律があります。これは「各職場で勤務する労働者の安全・健康の確保」そして「快適な職場環境の形作を促進することを目的」として制定されています。つまり、基本的にはみなさんが笑顔で働いていくためのベースとなるのが、この法律であり、健康診断なのです。また、最近では感染症をはじめとする様々な病気もありますので、勤務前に自身の健康状態をチェックしておけば新しい保育園で安心して仕事をスタートすることができます。
お住いの市区町名と健康診断で検索すれば、健康診断を実施している医療機関が出てくると思います。でも、そこに決めてしまう前に、以下の2つを園側に確認してみましょう!
1)指定の医療機関があるかどうか
2)受けるべき健康診断の項目
園に指定の医療機関があれば、そこで受診するのが無難です。健康診断の結果が記入されている『健康診断書』が指定されている場合もありますし、受診費用も前もって教えてもらえる場合が多いです。
前項の「2)受けるべき健康診断の項目」もしっかり確認しておきましょう。普通、健康診断の項目は以下の11項目になっています。
1)既往歴・業務歴調査
2)自覚症状・他覚症状の有無の検査
3)身長・体重・腹囲・視力・聴力検査
4)胸部エックス線検査
5)血圧測定
6)貧血検査
7)肝機能検査(GOT・GPT・ガンマ-GTPの検査)
8)血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロールなど)
9)血糖検査
10)尿検査
11)心電図検査
これらすべての項目を受診すると1万円以上かかってしまうと思います。ただし、すべての項目を必要としていない場合もありますので、受診前に項目を確認しておけば、不要な検査を受けることもなくなりますし、費用の節約にもなります。また、前回の健康診断から3〜6ヵ月以内であれば、そのときの健康診断書を提出すれば新しく受診する必要がない場合もあります。こちらも期間を園側に確認してみましょう!また、派遣で勤務されている場合で勤務を更新される方であれば、派遣会社が健康診断費用を負担していることも多いので、ぜひ派遣会社の担当者さんに確認してくださいね。
保育園にとって『衛生』はとても重要な課題。子どもさんにも手洗いをしっかり指導するのは、生活習慣を身につけるとともに園内での衛生管理をより確実にするためです。もちろん、保育士さんにも徹底した衛生に対する意識が求められます。そのため、入職の際には『検便』が必須となっていると思います。健康診断書の提出を求められた際には、検便についても園に確認した上で、検査しておくようにしましょう。

転職は30秒エントリーから!

Search

Monthly Archive

一覧ページへ