2025.02.05
お役立ち情報
ぜひ保育士さんに観て欲しい!「ほっこり」「ウルウル」「仕事に役立つ」映画たち!
忙しい保育士さんには心を休め、リラックスする時間も必要ですね。そんなときにおすすめなのが映画鑑賞。最近はAmazon Prime、Netflix、U-NEXTなど、定額で気軽に映画を楽しめるサービスも増えてきました。今回は、子どもの可愛らしさや親子の愛情にほろっとさせられる映画、明日からの保育士の仕事に役立つ映画など、『ほいとも』セレクトの数本を紹介します。
子どもの成長や母の愛に、ついウルウル
【となりのトトロ】 1988年 配給映画会社/東宝
◆製作/スタジオジブリ ◆監督/宮﨑駿
田舎に引っ越してきた姉妹「さつき」と「めい」が、不思議な生き物「トトロ」と出会い成長していく物語。日常生活や母親の病気を通して、子どもの冒険、家族の絆などが描かれています。37年前のアニメですが、ぜひ観てほしいジブリ作品のひとつです。
【おおかみこどもの雨と雪】 2012年 配給映画会社/東宝
◆製作/スタジオ地図 ◆監督/細田守 ◆声/宮崎あおい・大沢たかお・黒木華など
「おおかみおとこ」の男性と恋に落ち、2人の子を産んだ人間の女性「花」。彼が亡くなり、花は一人で娘の「雪」と息子の「雨」を「おおかみこども」として育てていきます。その中で描かれる母の強さ、子育ての悩み、子どもたちの個性や成長には、きっと共感できるはず。保育士という仕事の意義も再確認できるかもしれません。
保育の現場にもきっと役立つドキュメンタリー
◆企画・監督/豪田トモ ◆ナレーション/糸井重里
6人の子どもと3人の保育士が輪になって、さまざまなテーマについて自由に「会議」をするドキュメンタリーです。「どうして生まれてきたの?」「どうして雨ってふるのかな?」など、大人が当たり前と感じることを、子どもたちが素直に質問します。保育士の言葉のチョイス、子どもの本音を引き出す話し方など、参考になる内容が盛りだくさん。自分たちで映画上映会を開くこともできるようです。
*詳しくはオフィシャルサイト https://www.umareru.jp/kodomokaigi/
【人と仕事】 2021年 配給映画会社/スターサンズ、KADOKAWA
◆監督/森ガキ侑大 ◆出演/有村架純、志尊淳
有村と志尊がコロナ禍で大きな影響を受けたさまざまな職業をレポートするドキュメンタリー。保育士へのインタビューでは、子どもたちとの心温まる交流の場面にきっと目が止まります。地域社会の中で果たす役割や、子どもたちとの関わりなども描かれていて、保育士という仕事の大切さをあらためて考えるきっかけになりそうです。
どうやって観るか・楽しむかも大事ですね
同僚の先生たちと映画をシェアするのもアリです。お気に入りの映画を見つけて紹介することで、普段話さない先生と親しくなれるかもしれません。「どうだった?」という会話から相手の考え方への理解が深まったり、趣味が似ていることに気づいたりするかもしれません。
みなさんも「これは最高!」「仕事の役に立った!」といった映画があれば、ぜひ『ほいとも』に教えてくださいね。
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。