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2018.08.28

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保育士資格を取得する方法

保育士になるにはどうすれば!

保育士にはどうすればなれるのでしょうか?資格はどうすれば取得できるのでしょうか?子どもが好き、人と触れ合うのが好き、幼児教育に携わりたいなど、さまざまな理由で保育士は人気の職業です。そんな保育士を目指してこの記事に辿りついていただいたみなさんに、保育士になるための資格取得方法をご紹介します。

保育士は国家資格である保育士資格を保有し、保育園や児童福祉施設で乳児から小学校就学までの幼児の保育を行う人のことです。専門的な知識や技術を持ち、食事や睡眠、遊びなどを通して心身ともに子どもたちの成長を助ける役割を担います。また、お子さんだけでなく保護者の方々に対しても保育に関する指導を行ったり、子育ての相談に乗ったりします。
保育士として働くためには国家資格である保育士資格の取得が必要です。資格取得方法は複数ありますので順番に説明していきます。
高校卒業後、厚生労働省指定の保育士養成施設で必要な単位を取得して卒業すれば、試験を受けなくても保育士の資格を取得することが可能です。学ぶ項目は教育の専門知識とピアノレッスンなどの実技授業、実習がメインです。2年制の学校では短期間でこれらのカリキュラムを消化していくので、かなり忙しい生活になります。最短で保育士として現場に立ちたいという方には2年制の短大や専門学校が、関連分野についてより広く深く学びたい方には3年制の学校や4年制の大学が向いているでしょう。
保育士養成施設を卒業しなくても、国家試験である『保育士試験』に合格すれば保育士になることができます。国家資格ということもあって合格率は10%前後と非常に難関ですが、毎年4~5万人が受験するほど人気です。

保育士になる方法

保育士試験は厚生労働省が指定した国家試験です。毎年春から夏にかけての前期試験と秋から冬にかけての後期試験の2回行われます。つまり1年間で2回チャンスがあるということです。受験資格があれば誰でも受験できますので、他業種からの転職や未経験での就職、育休からの復帰など試験を受ける方の職歴は本当にさまざまです。

保育士試験の受験資格は最終学歴によって異なります。大学、短大、専門学校を卒業された方は、どのような学部学科であっても受験資格があります。高卒、中卒の方は卒業年度ごとに条件が異なるものの、要件を満たせば受験できますので安心してください。
試験内容は筆記と実技に分かれており、筆記試験全科目の合格者だけが実技試験へと進むことができます。

○筆記試験の内容
・保育原理、保育の心理学など全8科目(教育原理、社会的養護は2つで1科目換算)
・全科目60%以上の得点で合格
・いずれかの科目を落としてしまっても合格した科目は最大3年間「合格」とみなし、
 次回試験の免除が可能

○実技試験の内容
・音楽(弾き歌い)、造形(絵画制作)、言語(公演・素話)の中から2科目を選択
・選択した2科目で60%以上の得点で合格
これから保育士養成学校への進学を検討される方は就業までの期間と、保育について学びたい範囲で学校を選んでみましょう。保育士試験の対象となる方は受験資格をご自身の学歴と照らし合わせて、試験勉強に取り組んでみてください。過去問をやっておくのも大切です。みなさんが保育士としてお仕事できるようになる日を楽しみにお待ちしています!また、勤務先となる保育園を選ぶ際に【ほいとも】に相談すれば、あなたの希望にあった保育園探しを全面的にサポートしていきます!

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■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

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